【重大報告】オープン見送りを決定致しました。
皆さんこんばんは、遠藤雅士です。
クラウドファンディングでのご支援者様には先ほどCAMPFIREのメッセージにてお伝えした通りですが、本日は皆様に大切なご報告があります。
まずは単刀直入に結果からお伝えしますが、年明けからずっと準備を進めてきたコワーキングスペースの開業プロジェクトを、新型コロナウイルスの影響を考慮し、一旦オープン延期とさせていただくことと致しました。
僕自身、今回のプロジェクトには本当に強い思い入れがあり、かなりのウェイトをかけて準備を進めてきましたし、つい数日前までは予定通りオープンするために全力で走っていました。
ただ、新型コロナウイルスの感染者急増のニュースを日々目の当たりにして、改めて自分にとって何が一番大切なのかを考えなおしたとき、僕が作ろうとしているものはあまりにも大変なものだということに気が付きました。
まず第一に僕がやりたかったことは、オフラインでのコミュニティ作りです。
僕が作るシェア空間に熱い想いを持った人達を集め、コミュニティを成長させ、クリエイトしていくこと。
ましてや僕のコワーキングスペースの『売り』は、トレーニングスペースを設けて仕事のパフォーマンスや健康を向上させるといったものです。
これらのコンセプトは新型コロナウイルスが猛威を振るっている現状、あまりにも情勢にミスマッチだと考えました。
経営者として、運営的な観点でも少し言及しておきますが、実際に僕はすでに不動産取得費用や仲介手数料、内装プランニングなどに100万円以上の支払を済ませています。
そんな金額以上にこの数ヶ月間は自分の『時間』という大きなリソースもさいてきました。
それだけなら少しの損切りで済むという考え方もできますが、仮に工事を着工してしまったら、現在の見積りですとさらに700万円ほどかかる見込みです。
売上で回収できる見込みがあるのならば、たとえ1000万かけても問題ないと思っています。
そもそも何度もブログなどでも書いていますが、小さなコワーキングスペースというのは大きな収益を上げることのできるビジネスモデルではないです。
ただし、当然ですがコミュニティ作りをしてくためには事業を継続させて、様々なものに投資するための売上をあげる必要があります。
ただ、残念ですが、新型コロナウイルスの感染が広がっている中、『人集まってください!』『うちの会員になって一緒にコミュニティ作りしましょう!』なんて言える状態ではないのです。
無理して今オープンさせて、自分の信用力を売りに人を集めてしまったら、仮に新型コロナウィルスの感染源になってしまうといった可能性も0ではありません。
クラウドファンディングや日頃から応援して下さっている方の中からは、もしかしたら僕の今回の決断を否定的に捉えるご意見も頂戴するかもしれません。
ただ、僕は自分の夢や理想、エゴのために人命を危険にさらす可能性のある事業はできないという答えが一経営者としての判断で、『今』無理してオープンさせなければならない理由が見当たらないのです。
今後の展開ですが、まず、このプロジェクトは必ず始めます。
それは年内にできることなのか、来年以降になることなのかはわかりませんが、時期を見極めて必ずまた開始します。
中止ではなく、あくまでオープン延期だということです。
最後になりますが、クラウドファンディングでご支援頂きました皆様、日頃より応援して下さっていた知人や家族、SNSでたくさんコメントやシェア、アドバイス等を下さっていた皆様、内装工事などの関係業者の皆様、この度は多大なご心配をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。
僕にとっても残念極まりない判断となりますが、上記の内容をご了承いただきますよう宜しくお願い致します。
一般社団法人PlusONE
代表理事 遠藤雅士