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【カメラマン必見!】撮影で子どもと関わる上での注意点と自然な表情を引き出す方法

お子さまの写真撮影を依頼され、実際に撮ってみると泣き顔やひきつった表情が多かった…という経験ありませんか?

カメラ目線の笑顔やリラックスした自然の表情を引き出せたら写真のクォリティももっと素敵なものになると思います。

この記事では、保育園に6年勤めた保育士フォトグラファーが子どもと関わる上での注意点と自然な表情を出せるような関わり方をお伝えしたいと思います!

【年齢別の関わり方、撮影のポイント】

 

一概に子どもと言っても年齢によって、身体と脳の発達度合いが違うため、関わり方も年齢に応じて変えなければいけません。

・0歳

目はまだはっきりと見えないので、音のなるおもちゃを鳴らしてあげると音の鳴る方を追います。

生後2ヶ月頃から色を判別し始めるので、目立つ色のおもちゃを持っていきましょう。

4か月もたつとおもちゃを目で追うことも多くなるので、おもちゃで気を引いてあげるとカメラ目線に持っていきやすいです。

また、顔や手足、お腹などを触ってあげると良い表情が出やすいです。

反応はあまり多くないですが、大人の声かけに安心するので、たくさん名前を呼んだり声をかけてあげましょう。

<注意点>

・首が座ってないので場所を移動したり向きを変えるときは、お父さんお母さんに抱っこを頼みましょう。

・揺らしすぎないように注意しましょう。

・1歳〜2歳

 

人見知りや場所見知りをする子が多いです!

初めての人、初めての場所で不安でいっぱいなのでお子さまのペースに合わせてゆっくり距離を近づけましょう。

お母さんやお父さんに抱っこされている時に話しかけたりいないないばぁなどで遊んであげると徐々に慣れていき、一人で遊び始めたりします。

リズムや音楽、身体を使って遊ぶことが好きなことも多いです。

おもちゃで音を鳴らしてあげたり、かけっこすると喜びます。

また、アンパンマンや食べものなどが分かるのでそういったおもちゃを使っていくといいでしょう。

<注意点>

・手で持てるものはなんでも口に入れてしまう時期です。尖っているものや小さいものは気をつけましょう。

また、持っていくおもちゃも消毒しておきましょう。

・つかまり立ちや歩き始めのお子さまは転びやすいので転びそうになったらすぐに手を差し伸べられるよう常に注意しましょう。

・3歳〜6歳

お話をするようになります。

特に女の子はお話することが大好きです。お子さまの好きなキャラクターやものを事前に聞いておいて、好きなものについてお話したり、問題をだしたりしてたくさんコミュニケーションを取りましょう。

<注意点>

いろんなことに興味を持ち始める時期なので、一つの遊びやおもちゃだと飽きてしまうので、どんどん遊びを変えていくといいでしょう。

・7歳から13歳

色々な質問をしてみるといいでしょう。

学校で好きな授業や先生の名前、お友達の名前などを聞くと自然な表情を引き出しやすいです。

反対にカメラマンが名前を当てたりわざと聞き間違えたりすると笑うことがあります。

もちろん子ども一人一人、性格や特性、成長のスピードなどもあるのであくまで目安で考えてもらえたらと思います。

【実際にやってみて効果あった遊び方3選!】

 

①いないないばぁ!

いないいないばぁは嫌いな子はいないんじゃないかと思うほど、よく笑ってくれます!

カメラに隠れて「いないいないばぁ!」と顔を出すとよく笑います!

②アンパンマンなどのぬいぐるみ

1歳〜3歳の子達に人気のアンパンマン!

おもちゃを出す時に頭の後ろから出したり、目線を持っていきたいところから出してあげると見つけた!と言った表情や笑顔が引き出せるかもしれません。

またカメラのレンズにアンパンマンを置いて

「あれ?アンパンマン寝ちゃったなぁー」

「起きてーって言うとおきるかな?」と言うと子どもたちも「おきてー!」と言ってくれることが多いです。

また、そのときにアンパンマンの人形を起こしてあげると喜びます。

人形の声になり切って話しかけてあげても喜びます。

カメラを構えながらでもできるのでおすすめです!

③カメラを構えながら質問してみる!

お話を楽しめる6歳〜13歳におすすめです。

「パパとママどっちがお料理つくるの上手かな?」などと質問をしながら話をしていきます。

「じゃあ、ねぼすけなのはー?」などと時折大人もクスッと笑えるような質問をしてみるとお子さまの返答に大人も笑えるのでとても自然な表情が引き出せます。

家族写真などにいいですね。

【まとめ】

いかがだったでしょうか。

年齢に応じた関わり方、注意点と実際に手応えがあった遊び方を紹介しました。

子どもと関わる機会が少ない方は、初めは難しいかもしれません。

初めは優しく声をかけたり、話しかける回数を増やしてみることから始めたらいかがでしょうか。

お子さまによってそれぞれ性格や特性が違うので、お子さまの性格や好きなものなどを事前に聞いておくと安心です。

安全に楽しく撮影できるといいですね!

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